エンドポイントセキュリティとは
エンドポイント(端末)におけるセキュリティを強化するための技術や手法のことを指す。エンドポイントセキュリティは、PCやスマートフォン、タブレット、IoT機器など、ネットワークに接続されたあらゆるデバイスを対象としている。
エンドポイントセキュリティの機能
エンドポイントセキュリティは、次のような機能を持っている。
アンチウイルス/マルウェア
エンドポイントに侵入したウイルスやマルウェアを検知し、駆除する機能。
ファイアウォール
エンドポイントからの外部ネットワークへのアクセスを制御する機能。
(参考:ファイアウォール/用語集)
スパイウェア対策
エンドポイントに侵入したスパイウェアを検知し、駆除する機能。
(参考:スパイウェア対策/用語集)
データ暗号化
エンドポイント上のデータを暗号化して、不正アクセスから守る機能。
(参考:暗号化/用語集)
(参考:【2023年版】不正アクセスとは?原因や事例、対策法を徹底解説/サイバーセキュリティ.com)
セキュリティポリシーの適用
エンドポイントに対して、セキュリティポリシーを適用する機能。例えば、パスワードの複雑度や期限、デバイスへのアクセス制限などのセキュリティポリシーを設定し、遵守を促すことができる。
(参考:セキュリティポリシー/用語集)
デバイス管理
エンドポイントに接続されたデバイスを管理する機能。例えば、許可されたデバイス以外は接続を禁止することができる。
(参考:デバイス管理/用語集)
エンドポイントセキュリティは、企業なども組織だけでなく、個人でも重要である。特に、スマートフォンやタブレットなど、個人が所有するデバイスにおいては、アプリの不正な利用や個人情報の漏洩など、セキュリティ上のリスクが高まることがある。そのため、個人でもエンドポイントセキュリティの導入やセキュリティ意識の向上が求められる。